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ショウガ精油

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熱帯アジア原産で、ショウガ科の多年草。古くから中国や日本では薬用に使われてきました。
中国で(食欲がないときには生姜を食べよ)と言うことわざがあるほど、生姜は胃の調子を整え、 食欲を促進させる働きがあることで知られています。
病気を改善させるショウガの主な有効成分として、精油成分(香りの成分)のガラノラクトン、 辛味成分のジンゲロール、ショウガオールの三つがあげられます。
なかでもジンゲロールには免疫力の乱れを整えて、身体の中で痛みや炎症の原因となるプロスタグランジンという物質が作られるのを抑え、 リューマチの炎症や痛みを和らげる働きがあります。
さらにガラノラクトン、ショウガオールにもリューマチの症状を改善する効果があると考えられています。

作法・・・・・本製品は干しショウガから抽出・濃縮したものである。
性状・・・・・薄い黄色ないし黄色の揮発性液体である。
長時間置くと、粘度が増えショウガならではの香りがある。味は苦い。
成分・・・・・ショウガアルコール・ショウガケトン・ショウガ素

芳香性精油のジンギベロール、辛味成分のジンゲロン、ショウガオールを含み強力な殺菌力の他に、 唾液中のジアスターゼを促進して消化吸収を助け、胃液の分泌を盛んにする、 健胃作用、腰痛、風邪引き、吐き気を押さえる、発汗や利尿、解毒を促し、むくみを消すなどの作用があるようです。

用途・・・・・食品香料、ケーキ・クッキー、アルコール含有飲料
香料同値・・1kgの本製品は30kgの干しショウガの量にあたる
貯蔵・・・・・密封し、日陰の涼しい乾燥場所で保存
包装・・・・・1kg・5kg・10kg 賞味期限・・包装完備の状態で賞味期限は2年

一般規格値
項  目指  標
相対密度0.875 ±0.005
屈折度1.49 ±0.005
<2ppm
ひ素<1ppm
溶剤残留
 

様々な薬効のもとであるショウガ特有の香や辛味の精油は、芳香成分(シトロール、メチルヘプテノン、 ノニルアルデハイド、リナロール、d-ボルネオール、ジンギベロール、ジンギベロン)と、 特臭成分(セスキテルペン、セスキテルペンアルコールなど)と、ジンゲロン、ショウガオール、ギンゲロールによって構成されています。
葉ショウガ、根ショウガともにカリウム、食物繊維の他には、栄養素として、エネルギー、糖質、蛋白質、脂質、ミネラル、ビタミンで 目立って高含量のものはありません。

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