山椒(さんしょう)【ミカン科】は、英語名でJapanese pepperと言われ、日本や中国で古来から使われている香辛料です。
辛味成分はサンショール。脳を刺激し、内臓を活発にして胃腸の働きを助けます。
局所麻酔の作用があり、実山椒を食べると舌が痺れる感じがするのはそのためだそうです。
薬効として、抗菌作用があり、食欲不振・肥満・腹痛、身体の内側から暖める作用があるため、手足の冷えに良いとされています。
中国では花椒(ホアジャオ)と呼ばれる同属別種カホクザンショウ(Zanthoxylum bungeanum、英名Szechuan pepper)の果実の果皮のみ用いる。
四川料理で多用され、煮込み料理、炒め物、麻婆豆腐などに果皮の加えて風味づけをする。
作法・・・・・本製品は天然の山椒から超臨界の二酸化炭素を使い抽出・濃縮したもの。
性状・・・・・浅褐色の油状液体
主要成分はレモン。アルケン・シトロネラ・アルコール・山椒素油性山椒精油と水溶性山椒精油がある。
用途・・・・・即席麺の調味料、辛い食品、熟肉製品
香料同値・・1kgの本製品は30kgの山椒の量にあたる
貯蔵・・・・・直射日光・高温多湿を避ける
包装・・・・・1kg・5kg・10kg
一般規格値
項 目 | 指 標 |
相対密度 | 0.987 ±0.002 |
屈折度 | 1.58 ±0.05 |
鉛 | <2ppm |
ひ素 | <1ppm |
溶剤残留 | 無 |