四川料理にはこれなくしては語れないというほど、四川の味作りでは中心的香草科です。
乾燥品はその辛味だけでなく、よく炒めてその香ばしい香りも生かすように使います。品種が多く様々な辛味のものがあります。
ナス科の一年草。南アメリカの熱帯原産。日本には近世初期に渡来。高さ60センチメートル内外。
夏、葉腋に白色の花を開く。果実の形は細長いもの、丸いもの、大小様々あり、熱すると赤・黄などとなる。
一般に辛味が強く、香辛料や薬用となる。変種のシントウガラシやピーマン は食用に、ゴシキトウガラシは観賞用となる。
辛味の強いタカノツメなどは南蛮辛子・南蛮・高麗胡椒（こうらいごしょう） とも呼ばれている。