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サイクロデキストリンとは?

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● 主な商品「サイクロデキストリン」(環状オリゴ糖)= CD と略す。

サイクロデキストリン( CD )は、ブドウ糖が 6 ~ 8 個環状につながった非還元性のオリゴ糖で分子内に空洞を持ち、 外側は親水性、内側は親油性を示すというユニークな糖質です。(別名:【シクロデキストリン】) または【環状オリゴ糖】)特に包接性(各種の分子を空洞内に包み込む性質)を有することは特徴的で、 これを利用して品質の安定化や品質改善などの目的で、種々の用途に用いられております。 CD は 『魔法の糖質』 とも呼ばれ、食品への利用はもちろん、医薬品・化粧品の他に、 繊維・塗料などの工業製品にいたるまで幅広く親しまれ、すでに様々な分 で応用が始まっています。 澱粉に酵素(サイクロデキストリングルカノトランスフェラーゼ)を作用させて得られる 環状オリゴ糖 であり、ブドウ糖が構成単位になっています。

ブドウ糖

ブドウ糖が 6 個環状に結合したものを α-CD ・ 7 個が β-CD ・ 8 個が γ-CD として知られています。 図に示したように、 CD はブドウ糖分子が 6 ~ 8 個の輪になって繋がっている物質で、ちょうどドーナツのような構造をしております。 このドーナツ構造の輪の外側は親水性に優れ、また内側は親油性に優れている物質であるために、 極めて特異な性質を示します。

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特に、包接性(各種の分子を空洞内に包み込む性質)を有することは、特徴的で、これを利用して種々の用途に用いられております。
例 ) 乳化剤・界面活性剤・化学反応の解媒

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